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「2022年度Creative Presentation」

2022年度から、世界教養学部を構成する2学科(世界教養学科、国際日本学科)の学生が履修できる授業Creative Presenationを担当することになりました。履修した学生は、4月から7月までの授業のなかで、市民として社会にかかわることの意味や、自己満足に偏りすぎないボランティア活動のあり方について考えながら、市民向けイベントを実際に企画して実施しました。

今年は、猪瀬浩平『ボランティアってなんだっけ?』(岩波ブックレット、2020年)を熟読しました。イベントとしては、「みんなちがって楽しい! 英語絵本読み聞かせ&世界各地を知る展示」を、長久手市と日進市で実施しました。長久手市では、6月19日に「まざって長久手フェスタ」リニモテラス会場にて実施しました。日進市では、市民協働課との共催のかたちで、8月28日ににぎわい交流館にて実施しました。

 

日進市での実施は、翌日29日の『中日新聞』なごや東版に掲載されました。取材にお越しくださり、魅力的な記事をおまとめくださった平木さんに、心から、お礼申し上げます。

 

8月29日『中日新聞』なごや東版に掲載された記事(名古屋外国語大学ホームページ) https://www.nufs.ac.jp/news-topics/20220831-01/

授業の一環として、6月19日に日進市にぎわい交流館・館長の寺田裕美さん、館の役割と活動についてお話をうかがいました。寺田さんのお話を聞きながら、市民活動への関心が強くない人びとに対して市民活動の意味を伝えていくことの大事さ、同じような関心をもつ人々をかけつなぐことの大事さ、世代を超えた交流を生むことの大事さなどを学びました。6月25日には、日進市議会議員の白井えり子さんを名古屋外国語大学にお招きし、市民活動から議員の道へというご経歴についてお話をうかがいました。福祉や環境問題など、これまでのご活動のお話を伺いながら、私たちが当たり前に享受している生活条件が、最初から当たり前のものではなかったこと、その維持と充実化のために、市民と行政、政治とのかかわりがとても大事であることを学びました。

 

学生にとって今後の糧になる貴重なお話をお聞かせくださったおふたりに、心から、お礼申し上げます。

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